第10話 『中庭へ 〜なっちゃんの視点から〜』の付録です 学校で話せない子達の中には、失敗をおそれる子が多いのではないかと思います。 なっちゃんは決してトマトを取るつもりではなかったのに、とれてしまった。 なっちゃんはその瞬間、先生を見ます。 もし、その時先生が「なっちゃん、とれちゃったのね。気にしなくていいのよ。」と言っていたら なっちゃんは、罪悪感でいっぱいになっていたかもしれません。 先生方には、特にこのような子ども達には失敗に注目しないで、さりげなく接して欲しいな、 そう願いながらこのシーンを書きました。 先生と2人だけの秘密を持って、この時のなっちゃんはうれしかったと思います。 現在息子は3年生ですが、3年生の夏も、2年生の夏も、1年生の夏も よく中庭の畑の野菜をいっしょに見に行きました。 「おかあさん、見て!このおくら!」と息子は、なっちゃんと同じように大きな声で言いました。 こんな大きなおくらは、私もはじめてみました。種を取るためにわざと大きいままだったようです。 でも、考えてみれば・・・絵の中のおくらの畑、もっと丈が大きいはずですね。 お話の前に絵を描いてしまったので、、、。 でも、もう今月は更新も遅れていたので、そのまま描き直さないで、アップしてしまいます。 なっちゃんは1学期の間、教室の窓から中庭の畑の野菜の成長を楽しみに観察していました。 教室の窓から畑が見えるということは、、、、畑からもなっちゃんの教室が見えます。 このことを利用して、来月はいよいよ教室に場所が移ります。 2008年 2月7日 はは (更新遅くなりました。) 次回は第11話 『教室へその1 〜なっちゃんの視点より〜 』です。 |
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