「なっちゃんといっしょに」の連載をはじめて1年になります。 今月のお話の前に、この1年の「なっちゃんのスモールステップ」を振り返りたいと思います。 (今月のお話は、このページの一番下から入れます。) このお話は、「Helping Your Child with Selective Mutism」(翻訳本出てますが、ここでは省略します。) と、Knet資料やKnet本を基に、なっちゃんのスモールステップを私が立てて、それに沿って書いています。 実際に私が体験したことや、他の会員の方の書き込みを組み合わせています。 ここで初めて書きますが、なっちゃんは実在の人物です。 なっちゃんは、私の小学時代の友達です。私と2人きりの時だけ、お話ししてくれる女の子でした。 あの頃のなっちゃんを、タイムマシーンで現代につれてきて、 私がおかあさんになって、なっちゃんをなんとかしたい! そういう想いから、なっちゃんのお話は作られています。 ですから、このお話を読んで下さっている保護者の方は是非お子さんに 「なっちゃんは本当にいるんだって。こうやってだんだんとよくなっていったんだよ。」 と、お話ししてくれたら・・・と思います。 まず、安心度チェック表と発話状態チェック表をつけて なっちゃんの状態を把握することからはじめました。 なっちゃんにとって、安心できる活動・安心できる場所・安心できる人から徐々にステップをあげていきました。
みなさんも、お子さんの状態を観察して、そして計画表を立ててみてください。 なかなか計画通りにはいかないと思いますが、楽しく、無理なく、繰り返し、繰り返し、が大切です。 では、今月のお話 「教室へ その1 〜なっちゃんの視点より〜」です。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップページへもどる 絵本の目次にもどる |