第2章 第7話 『学校が見える公園へ』の付録です



今回のお話では、ジャンケンを例に出してみましたが、

学校などで話せない子どもたちの中には

負けることをおそれる

間違うことをおそれる

少しでも自分の思うようにいかないと途中でやめてしまう

完璧主義

のお子さんがいらっしゃるのではないでしょうか?


人は誰でも負ける事だってある。

間違える事だってある。

勝ち負けだけがすべてじゃない。

勝ち負け、出来る出来ない以外の事にも周囲が目を向け、そして認めて、

子どもにもその思いが伝わるようにする。

それを何度も何度も経験させることが大切と思います。



さて、公園の話をします。

近所の公園というのは、人によっては、なかなかハードルが高い場所です。

うちも遠い場所でたくさん自信をつけながら、徐々に近くへと場所を移していきました。

近所の公園は、最初の頃は夜に行ったり、日曜日の朝に行ったり。

特に日曜日の朝はおすすめです。

うちは私も息子も朝は早いので、早朝にキャッチボールをしたものです。

ある程度投げ込んだ後、ちらほら人が来ます。

人がいる公園は入りづらくても、自分が先に行って後から人が来る分には、結構大丈夫でした。

むしろ息子は、上手にグローブでキャッチしている姿を、人に見せたいようでした。

しかし、、、、日曜日、お父さんとキャッチボールをしている人が多い中で、

おばさん(=私)が、キャッチボールをしている姿は、目立ったのでは?と思います。

幸い、息子は特に気にしてなかったようで、よかったです。

通りがかりの人に「うまいね!」と褒められたこともありますよ。(私の方が)


さて、お話の中にある『学校が見える公園』というのは、本当にあります。

この公園にも何度か息子と行きました。

公園で、すぐ目の前に広がる学校の校庭を見ながら

「いつか、校庭で遊ぶぞ!」と、思ったものです。



最後に、

夾竹桃(きょうちくとう)の花は、近くの公園にたくさん咲いていました。(夏の花です)

長崎には以前3年間住んでいて、その時にこの歌を知りました。

(※詳しく知りたい方は、検索するとメロディーや歌詞が出てきます。)


この花を見るたびに、せつなく、そして身が引き締まる思いになります。


    2008年 11月1日 はは


次回は『学校が見える公園へ その2 』です。



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