第1章 第1話 『おうちの一歩外へ』の付録です


私の場合、自宅前の道路で、息子と一緒に遊ぶことからスタートしました。

仕事をしている為、なかなか時間的に厳しいのですが、

それでもとにかく家から毎日一歩外へ出る。

それもなるべく同じ時間帯に。

仕事でどんなに疲れていても、家事がたまっていても、習慣づけるように心がけました。

そうすることで、息子にとっても、周りにとっても、家の前で遊ぶことが当たり前になっていきました。

息子はこの『いつも同じ状況』に慣れていき、『うっかり』が少しずつ増えていきました。


シャボン玉はよくやりました。

シャボン玉は不思議なもので、なんとなく人が集まってくるんですね。

それに、どこの家庭にもシャボン玉があったりするので、お友達が自宅からいろんなタイプのものを持ってきてくれました。

空にたくさんのシャボン玉が舞うのを、入り口の階段に座って、よく眺めたものです。

今でもシャボン玉を見かけると、必死だった2年前を思い出して、ちょっとせつないような、なつかしいような気持ちになります。


自宅前で一番多くした遊びは、ボール投げでした。

ボール投げもボールをつく音で、なんとなくお友達が集まってきました。

私と息子のキャッチボール。ひとりお友達がきてくれるだけで、中当てができます。

2人増えて、3人増えて、、、中当てはよくやりました。

子どもって、大人が(私が)はいると、とてもはりきるので、結構盛り上がりました。

この中当ては、当てたり逃げたりで、息子は歓声をあげることが多くなりました。



2年後の今

息子は学校から帰ると、もう私と一緒ではなく、お友達数人と野球ごっこをして遊んでいます。

たまに私ともグローブでキャッチボールをするのですが、私よりもすっかり上手になりました。


さて、次回は、なっちゃんのおうちに初めてお友達がきます。

もう、1カ月ほど待っててくださいね。

今日も息子がお友達と遊んでいる間に、描くことにします。



最後に、

今回の「おうちの一歩外へ」は、おとうさん、おかあさんに対して

子どもと一緒に一歩外へ−と伝えたかったんです。


                                                      
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