第1章 第3話 『おうちでいっしょに その2』の付録です


インターホンのモニターに、みほちゃんの姿がうつっていて、なっちゃんはあわてて玄関に飛び出る。

でも、みほちゃんの姿はなくて、「あれ〜?おかあさん、みほちゃん、いないよ〜。」

と、そばにいるおかあさんに話しかけます。

その直後に、みほちゃんは、「ばぁ〜!!」と登場します。

大きな声を聞かれてしまった・・・!

なっちゃんは、その後、不思議とみほちゃんの前で話せるようになってきました。

みほちゃんは、なっちゃんが声が出やすいように、わざと隠れたのでしょうか?


わざと隠れたのだと、私は思います。

実は、これと全く同じ事がうちでもありました。

我が家の隣に住むひとつ上の女の子が、そうしてくれました。

この女の子は、おそらくわかっていて、そうしてくれたのだと思います。

とても、息子の事をわかってくれている女の子でした。


姿が見えないと声が出やすい。

この事をさまざまな場面で活用しました。

インターホン、電話、かくれんぼetc


その子によって、声が出やすい状況はいろいろと思います。

おうちだったら、話せる子

電話だったら話せる子

大人に対しては話せる子

知らない人に対しては話せる子


最も話しやすい状況から、少しずつ、話せる場面を広げたらいいと思います。


最後に、なっちゃんのおかあさんが、みほちゃんのおうちに遊びに行くことについて、返事をしてませんが、

もう少し、おうち以外の場所で自信をつけてから、みほちゃんのおうちに遊びに行くことを考えたいな、と思ったからです。


次回、8月更新予定ですが、夏休みなので、もしかしたらお休みするかもしれません・・・。

段々、絵も雑になってきたなぁ・・・。(すみません)

                                                       2008年7月1日 はは
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