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1学期の取り組み その2
2007年7月
1学期の取り組み その1
2007年6月
家庭訪問
2007年5月(2)
授業参観
2007年5月(1)
2007年4月
担任の先生

いよいよ、12月ですね。

ここで、これまでの息子のことを振り返りたいと思います。

息子のことは詳しく記録を続けていますが、今回は簡単に表にしてみました。



時期 子どもの状態 はたらきかけなど
2005年夏頃
年長
保育園で話せなくなる 息子が話していないことを知りませんでした
2006年冬
保育園で首を斜めに腕で自分を隠すようになる。 「首が曲がっちゃうよ。」という声かけしか
出来ませんでした・・・。
2006年4月
小学校入学
家の外へ出たがらない。
家族以外には全く働きかけができない。
担任の先生から症状名を教えていただく
情報を探して勉強する。
2006年5月 運動会のかけっこは2番
(保育園では走ったことはない)

「あって言ってみて」とよく言われるようになる。
教頭、担任と面談。
教頭先生の紹介で市の発達センターへ(全3回)

自宅玄関前をスタートに息子と遊ぶ。
近所の子達にもアプローチ。親も入ってひたすら一緒に遊ぶ。
2006年6月 チックがひどくなる。
「しゃべれるようになりたいよ」と泣いたり、これまでの辛い気持ちを母親に話すようになる

自宅でK君と初めて話す。
近所の子とインターホン越しに初めての発声。
先生と電話で初めての会話。
近所の子どもの保護者へ理解のお願いの手紙を渡す。
家庭訪問で1時間先生と遊んでいただく。
先生に専門書を貸す。
先生と子どもの交換日記を開始。
言葉カード作成。

キーワーカーとなるK君のおかあさんに
協力のお願いをする。

休みの日に誰もいない学校へ子どもと行く。
2006年7.8月 自宅で先生と糸電話で会話
学校の廊下で、
先生と短い応答が出来る
発達センターの紹介で子ども総合センターへ
(遊戯療法全20回2007年12月終了)

先生に家庭訪問を再度お願いする。
この頃、Knet資料No.1が出る
K君と場所を変えてたくさんの活動(7.8月で全10回)
近所の子と毎日遊べるようにする。
ひたすら楽しく交流!交流!交流!場数を踏ませる。

Helping本を勉強する。
2006年9月 教室内で初めての発声 スクールカウンセラーと面談
放課後の学校訪問のお願いをする。
2006年10月 教室内でも少しずつ話せるようになる。 先生とパソコンルームの取り組み(全4回)
K君と放課後の教室の取り組み(全5回)
ことばの教室(通級)へ両親見学
2007年1月 話せる人が増え、声も段々大きくなる。 クラス替え配慮のお願いの面談
(校長・教頭・担任・両親)
2007年2・3月 字が雑になってくる。
チック症状が出る。
進級の不安を話すようになる。
新学年の準備。
これまでの活動のまとめや資料を
現担任から新担任へ渡してもらう。
2007年4月
2年生へ進級
再び学校で話せなくなる。
留守家庭の役員になって、指導員に理解の働きかけをする。
学校で後退したため、担任に手紙で具体的にお願いする。
担任と個人懇談

KnetのHPをたちあげる
(この頃は本当に辛い時期・・・)
2007年5月 変わらず・・・。 wiscV動作性検査
先生へ電話等で具体的にお願いをする。
(状態をチェックしたり、環境を整えたり、この頃はひたすら踏ん張り時でした。)

K君とビデオを使った放課後の教室の取り組み(全2回)
2007年6月 先生の前で初めての発話(家庭訪問) 母親とビデオを使った放課後の教室の取り組み(全2回
家庭訪問の計画
2007年7月 先生の前で音読ができる。 先生と放課後の教室の取り組み(全3回)
就学相談(通級申し込み)申請
2007年9月 教室内、小グループ活動で初めての発声。
参観日にお友達と一緒に発表が出来る。
念願の出席のお返事が出来る。
日直のスピーチが出来るようになる。
家庭での情緒が安定しているので、話すことの苦手意識を取り払うことに力を入れる。
インリアル・アプローチを勉強する。
あそびを取り入れた言語学習に力を入れる。
wiscV言語性検査
2007年10月 参観日に一人で発表が出来る。 就学相談(審査)1回目
2007年11月 交友関係が広がってくる。 田中ビネー式検査
(言語面が少し伸びていることがわかる。努力のかいあって嬉しい・・・)
2007年12月 話せる場面、人がだんだん増えてくる。 就学相談(審査)2回目
遊戯療法終了(全20回)


本当は書きたいけど、書けないこともあります。言葉も限定されるので・・・。


2007年6月の「母親とビデオを使った放課後の教室」で、息子はお返事の練習や発表の練習をしています。

これは私が「何かやりたいことがある?」と息子に聞いて、息子が自分からやり出したことです。

小2で自分からここまでやる子がはたしているだろうか・・・?

これは、おそらく小1の時にどうやって話せるようになったか、自分でわかっていたからでしょう。

誰もいない教室で、お返事の練習を始めれば、いつかきっとできるようになる!と自分で信じていたからでしょう。

息子がどうしても話せるようになりたいと強い気持ちを持ち続けることが出来たのは、周りの理解、はげまし、そして遊戯療法などで心のエネルギーを充足出来たからだと思います。


今月のおまけのコーナー
2007年12月15日 はは